2016.09.21 物件

本日の新聞報道について
(Gビル銀座中央通り01)

本日、一部新聞の、本投資法人が東京・銀座で購入した商業ビル(Gビル銀座中央通り01、以下「本物件」といいます。)の取得価格に関する報道(以下「本報道」といいます。)において、あたかも本物件の土地価格が「半年で4割弱安くなった」との誤解を生じさせるような記載がございますが、本投資法人が資産の運用を委託する資産運用会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(以下「本資産運用会社」といいます。)による事実関係の整理は以下の通りとなります。

1.立地
公表されている前面道路路線価(注)において、本報道で本物件の比較対象となっている土地の路線価は、銀座で最も繁華な通りである「銀座中央通り」に面して立地する本物件の路線価と比較し約55%低い価格となっており、価格差を論じる比較対象として適当ではないと思料いたします。
(注)平成28年度相続税路線価(国税庁公表)

2.施設の位置付け
本物件は一昨年に竣工し、本投資法人取得時から現在に至るまで満室稼働している建物付きの施設ですが、本報道で比較対象となっているのは土地であり、既に収益が生じている本物件と相応の価格差があるのは当然と考えます。また本報道の記載内容は本物件の建物価格を考慮しておらず、この点も誤解を招きかねない記載と思料いたします。

3.鑑定評価
本物件の鑑定評価額について、本年1月時点と本年8月末時点において、低下傾向は見受けられません。

以上の理由により、本資産運用会社は、本物件の土地価格が「半年で4割弱安くなった」との記載は事実を正確に表しておらず、誤解を招きかねない内容と考えております。 


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日本都市ファンド投資法人
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